東亜を巡る舌戦2012/08/12

 読売新聞WEB版から 
 「【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補となるミット・ロムニー氏は9日、ニューヨークでの資金集めパーティーであいさつし、「我々は日本とは違う。今後10年、100年かけて没落し、困難に苦しむ国にはならない」と述べた。経済が低迷する日本を「反面教師」として引き合いに出し、米経済改革への意欲を示したものだ。

 ロムニー氏は、「我々が最も恐れているのは『弱い米国』だ」と強調。日本の将来は悲観的だとし、「我々はまもなく、米国民が過去3年間に見てきたものとは全く異なる経済の将来像を示す」と述べ、自らが政権を担えば、オバマ大統領とは異なる経済政策を断行するとアピールした。

 選挙戦でロムニー氏が日本について触れることは珍しいが、同氏が日本の将来性を低く評価していることが明らかになった形だ。
(2012年8月11日07時16分 読売新聞)」

と発言したかと思えば

http://blog.kajika.net/?eid=1001243 の中で宮崎正弘氏は
「そのヒラリーが中国を批判して「まもなく中国は最貧国に転落するだろう」と発言していることが、伝わっていない。香港誌『開放』8月号が伝えた。
 
ヒラリー発言の真意はこうだ。

「中国共産党幹部の家族、親族の多くが海外へ逃げ出し、財産を海外へ移しているが、そういう国家が長持ちしたためしがない」と。」とリアルなご発言を紹介されている。

 どちらもお説ごもっとも。但し、日本はアメリカや中国のような格差社会ではない。いざというときは日本の(公の)ために犠牲になる国民性が発揮されよう。
 アメリカはドルに代わる新通貨も用意して、ドル持ち(日本や中国など)を裏切る準備かと思われる。近い将来、アメリカを中心とする世界経済に何か大きな変化が起きても不思議ではない。日本よりもアメリカの方が早くくたばる気がする。
 現在はユーロもドルも信頼を失って円が異常に買われている。円が売られると金へ移動するのかな。