やはり、衆院解散2014/11/14

 平成24年11月14日に野田首相は衆院を解散した。そして安倍政権が返り咲いた。あれから2年で日経平均は200兆円も膨らんだ。円安傾向がつづき、輸出企業の財務の改善が進んだ。円安というが本当は150円くらいからという説もある。今は円の正常化、或いは適正化の段階だろう。
 日本で働く人の給与が増える水準がどの程度かが分からない。海外進出は韓国、中国と続いて賃金の上昇があって日系企業は今や東南アジアにシフト中だ。アベノミクスを成功裏に導くには給与のアップが欠かせない。軽自動車がバンバン売れるのは異常である。省燃費車も減税措置で無理やり売っているから異常な現象だ。
 物価を先にあげて次に賃金も上げるというストーリーだったが実際には見事に思惑は外れた。円高で割高になり、グローバル化で海外の安い賃金に合わせて低下してきたから増税先行なら消費は縮小する。要するに購買力が低下するだけだった。だから増税を延期するのは正しい判断だ。国民の所得向上に手を打つことだ。企業にとって、これを、利益が減ると捉えると「角を矯めて牛を殺す」ことになる。消費あっての生産であり、利益である。

 基本的には安倍政権の政策を支持して行きたい。隣国からの侵略対策も着々と進めていただいておる。まずは国内の敵であるテロの撲滅だ。次は憲法改正し、軍備を進めることだ。これが整えば南洋の領海で違法に操業する行為も追放できる。日本にちょっかいを出して防衛能力を中国から試されているのだから対応を進めて欲しい。外国の敵に対して攻撃できるようにすることだ。

 解散は中国には出来ない芸当である。否、易姓革命があるにはあるが、負ければ生命財産とも失い、生き残れない。日本では負けた党首が外国に日本の悪口を言いふらしている。それも日本の長所である。解散で信を問う。このシステムを大切にしたい。

 解散の噂で株価が暴騰中だ。噂で買って事実で売る、来週辺り正式に解散され、正式な日程が決まれば暴落するだろう。その隙に買う。安倍政権を買う博打だ。安倍政権が確実となればまた騰がってゆくだろう。怖いのはアメリカのNY株だ。2008年から6年経過して、劇的に回復したがいつかは暴落する。Xデーを知りたい。

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