実習先を逃亡、難民申請…ブローカーが偽装指南2015/02/06

読売新聞から

 難民認定の偽装申請問題で、入管難民法違反(不法就労助長)容疑で摘発されたネパール人ブローカーの男(30)が偽装申請を指南したネパール人の中に、外国人技能実習制度で来日した実習生が多数含まれていたことが分かった。

 少なくとも約20人が男の仲介で実習先以外の工場で働いていた。昨年、難民申請した実習生は約400人で4年前の10倍近くに急増しており、入管当局は、高収入を求める実習生による偽装申請が広がっているとみている。

 難民認定制度は2010年に改正され、申請から6か月が経過すれば日本で就労が可能になった。外国人実習生が実習先以外で働くことは本来なら不法就労だが、この改正で、難民申請すれば実習先以外で合法的に就労できるようになった。

2015年02月06日 07時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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 不法就労の報道は以前から目に付いた。外国人側は日本で働くことにメリットがある。円安になって減ったか、と思っていたら何の何の。しかも、彼らを雇用する会社がある。だから入管法の脱法行為も無くならない。

 日本でも多文化共生とやらで移民を容認する方向が趨勢になっている。しかし、欧州では早くから多文化共生で受け入れてきた移民政策のつけが回ってきた。イスラム対キリストの宗教文化的な対立が根っ子にあるようだ。このような情勢を眺めていると日本は移民を回避したい。

 今回の記事でも分かるが、外国人は違法行為を犯してでも働きたがる。もっと以前からは朝鮮戦争で不法入国した韓国人の在日特権が問題になっている。それどころか地方参政権まで付与せよ、と騒がれている。文化の違いが紛争や戦争にまで発展する。不法就労は決して小さな問題ではない。

後見事務2015/02/06

 夜、片付けの終わった頃合に親族宅に出向いて立替金の精算をした。昨年末にまとまった現金を渡しておいたのでその精算である。年末は仏前にお供えを欠かさない老人の習慣である。他、清掃代の立替金も明細書と引き換えに渡した。清掃を委託している人との時間的な差があるので今後は当職で直接処理する方向に改善することとした。

平成26年度廃棄物管理責任者講習会2015/02/06

 於:名古屋市公会堂大ホール 14:00から16:00.
名古屋市環境局ごみ減量部 資源化推進室長 桜間利和

「循環型社会の構築及び3Rの推進」
環境省 中部地方環境事務所
廃棄物・リサイクル対策課 課長補佐        都築孝之

「省エネを経営的側面から考える」
名古屋市環境局 環境企画部 環境活動推進課
省エネネルギー指導員                 湯浅達夫

「事業系ごみの状況及び廃棄物管理責任者の実務について」
名古屋市環境局ごみ減量部 資源化推進室
主査(事業系ごみ対策)                 瀧川 潤
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 ごみが大変な時代を迎えている。
 私は農家の生まれだったが、昭和30年代を振り返ってもごみは殆ど無かった。
 例えば、古新聞は便所の尻を拭く紙になった。鼻紙にもなった。トレペなどはずっと後になって使い出した。かまどの焚き付けに使った。弁当箱の包装紙に使った。食品の保存紙に使った。畳の下に敷いた。つまりリサイクルに回すことはなくほぼ完全に消費していた。
 電化製品は殆ど無かった。皆、乾物の保存食品、発酵食品だったから冷蔵庫の必要も無かった。ご飯はかまどで炊いた。煮炊きもかまどであった。薪は相当消費したが、雑木林から切り出して天井裏に保管した。
 古い金属を集めた。川に入って、磁石を垂らしてゆくと結構引っ付く。これらを貯めておいて、たまに来る業者に売った。ちょっとした小遣いになった。
 昭和30年代はごみ問題は無かった。なぜこんなことになったのか。あの頃、大量生産大量消費が囃された時代があった。それでももったいないの精神で抑制があった。

 どこかで箍が外れたとしか思えない。

 ゴミが増えた要因の第一は工業立国の政策だったと思う。輸出で稼いでいた時代は良かったが、国内消費が増えて来た頃からだ。例えば円高でみたらどうか。円が180円になった。企業は必死でコストダウンに励んだ。これと反比例するかのようにゴミが増えた。(気がする)

 ゴミが増えた要因の第二は商品の細分化であり、包装技術もたかくなり、あらゆるモノがプラスチックのフィルムで包装されるようになった。油揚げなんて昔は1枚1枚売っていたんじゃないか。豆腐も水槽に浮かべて売っていた。衛生の観点からか、それがパックになった。ペットボトルも当初はゴミを増やすとの懸念から500mlサイズは中々売らせなかった。箍が外れて怒涛のように売り出された。

 電子化の時代だが、相変わらず紙の書類は要る。むしろ、パソコンが増えてコピー紙の消費も増えたのではないか。安いFAX機、コピー機が紙の消費を増やしたからゴミにもなる。
 国税の書類の保管期間は10年となっている。これは10年経過後はシュレッダーを積み込んだトラックにきてもらって裁断する。社会全体でみれば相当な書類即将来のゴミを溜め込んでいることになる。
 結論の第三は情報化時代を囃したからではないか。情報の拡散のために大量の用紙が消費されるようになってしまったのだ。FAX,メールは一斉送信できる。受信者はプリントアウトする。これが幾何級数的に激増させた犯人か。

 再資源化可能なものは良い。埋め立てて処分される物は何とか対策をしなくてはならない。以前、東京湾に埋立地に大量のパソコン類を埋め立てる映像を見たことがあった。企業は買い換えるときは一斉に大量に買い換える。二次利用はしないで埋め立てるから困ったものだ。
 最近私も困っていることはPCのOSにXPを使っているマシンがある。これが今、セキュリティのサービスを停止されて、インターネットの推奨環境からは除外されている。国税庁の確定申告コーナーでも推奨環境から除外されていた。さあ、困った。買い替えはいつでもできる。PCはむしろ安くなっているが、旧型機はどうするんだ。私は捨てられない性分だから新型機と併用するだろう。かくして狭いルームにPCが増える。
 要はいつまでも使われたらマイクロソフトが儲からないから陳腐化して買い替えを促すわけだ。WIN98、MEも使いにくいマシンだったがXPは優れて良かった。後継の7や8のOSは評判がよろしくない。世界規模で廃棄処分されるから本当にもったいない。
 日本でもトロンという優れたOSが開発されたが、クリントン大統領に潰されたらしい。アメリカのソフト会社の都合に左右されない国産ビジネス専用のOSを今こそ開発して欲しい。またまた愚痴になったが、便利さに浸りきった都会生活がゴミを生産しているのだ。