行政書士事務所開業3周年間近!2013/07/07

 お陰さまで、当事務所も来月8月1日をもって、3周年を迎える。早いもので、このブログを書き始めたのが2010年8月30日だった。何を書くか、手探りで始めた。
 特に国際業務では大半が中国人と韓国人と知り、アジアの事情に通じるために辛亥革命100年のシンポジュームに参加してみた。アジア史は日本近現代史なのに、何も知らないことを知り、情報を収集して知見を深め、汎東亜事情にまとめてきた。ほぼ毎日ネタを探しては書いてきた。
 開業後、2010年10月には経理代行を受任できた。同時に契約書の仕事も受注して、幸先のよいスタートを切った。ほぼ2年半経過して、社内の変化にも対応してきた。2012年6月には、成年後見人の仕事も受任できた。これも1年が経過した。どちらも厳しい仕事である。
 現在、売上目標の半分にも達しないが、繰延資産(開業費)は全額償却を済ませ、事務所経営の基礎は固まってきた。今後は、いかに広報してゆくか、知名度を上げてゆくかに、知恵を絞りたい。電話応対、WEB対策、接客態度など、会社員時代には思いも寄らないところでお客を逃がしているかも知れない。
 開業以来、仕事の電話よりも、WEB政策やとくにSEO対策と称する売込みが頻繁にある。先日も名古屋市内に拠点のあるSEO対策の会社から売込みを受けた。2011年5月やっているが、成果は得られていない。
 会計ができる、分かる、ことは強みであり、企業に食い込んで行きたい。会計には7万人を擁する税理士業界があり、デフレ経済下で廃業、倒産が相次ぐ情勢で、税理士も顧問先を減らしていると仄聞する。受注するのは容易ではない。しかし、会社には盛衰があり、経営者の世代交代、新規の起業もある。どこかに食い込める余地はあるはずだ。
 そのためにも社会観察力を高めることだろう。その成果がこのブログに詰まっている。SEの関係者が見ると、ボリュームに驚かれる。おカネと時間をかけてきたからだろう。社会を観察していると、ここに売り込んでみようか、と考えることがある。行動には移せなかったが、今後は勇気をもって行動してみたい。
 そういえば、6月末、名古屋駅につながる地下街で、ある弁護士事務所が、名前入りのティッシュペーパーを道行く通行人に配っていた。士業の最高峰に位置する、もっともプライドの高そうな弁護士さんらが、六法全書を捨てて、外へ出て攻勢をかけている。
 行動あるのみだ。