留学生、和食修業なら滞在延長 在留資格要件を緩和2014/02/14

WEB版西日本新聞から
2014年02月14日(最終更新 2014年02月14日 09時28分)

 政府は、調理師学校に通う外国人留学生が卒業後に国内の日本料理店で修業する場合の在留資格要件を14日から緩和した。これまで卒業後は帰国するしかなかったが、法務省が滞在期間の2年延長を特例的に認める。

 無形文化遺産に登録された「和食」を世界に広める担い手になってもらう狙い。調理師学校と修業先の日本料理店が共同で実習計画をつくり、農林水産省の認定を受けることが条件だ。

 卒業後に入管難民法に基づく「留学」の在留資格を、ワーキングホリデーなどが対象の「特定活動」に切り替え、調理の現場で引き続き腕を磨いてもらう。1店当たりの受け入れは2人までとする。
以上

 在留資格のキーワードでグーグルアラートにヒット。今日の申請取次実務研修でも、高度人材の在留資格要件緩和の話がでたが、あれは7人しか対象者が居なかったので失敗だった、と講師の弁。
 昔から板前修業という言葉があるように、「包丁1本晒しに巻いて」で、腕が上がれば師匠を変えて渡り歩くイメージがある。「渡り職人」とか「渡り」とか言った。今はどうなのか。
 名古屋市で居酒屋を経営する友人に聞いてみるか。彼は京都の料理屋で修業したが、板前(関西では板場)の言葉を嫌った。多分、この歌が脳裏にあるのでその影響か?
藤島桓夫の「月の法善寺横町」だ。
http://www.youtube.com/watch?v=kspzGizSdcY
 師匠としては、他店のくせのある「渡り」よりも自分で育てたいだろう。腕が良く、娘がおれば婿にとり、後継者にしたい。ワザを盗まれないように下積みで辛抱させるだけさせて淘汰する。今時の人はどうなんだろうか。転職の情報誌が成り立つくらいだから違和感もないか。

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