IT事始め①2011/06/02

 ITとは何か?コトバンクの説明を見ると
「情報技術を意味する英語Information Technologyの略。インターネットを中心とする情報技術の革新により用語として一般化した。現在では技術革新にともなう経済構造の変化を象徴する言葉として〈IT革命〉の語も使用され,日本では2001年に高度情報通信ネットワーク社会形成基本法(IT基本法)が施行された。」と定義されている。
       IT事始め
 私が28歳(1978年)のときに年商8億円の住宅建築の会社で初めてコンピューターを導入した。当時はオフコンといった。きっかけは社長の鶴の一声であった。
 社長は「西山君、他所ではコンピューターを取り入れて着々とやっているそうじゃないか、うちでも入れようと思うんだ」と指示をされた。調べると大手の電機会社に混じって中小のメーカーが乱立していたように記憶している。そんな中で東芝、富士通に交えてソフト会社のミロク経理(86年に倒産)を選定して各社から見積もりを出させた。
 中でも建設業のソフトにノウハウのある担当者が居たミロク経理を選んだ。マシンはアルプス電機製でペンタッチとページ捲りのシステム。現場別原価計算の把握が急務だったからだ。現場によって赤字、黒字を恣意的に操作していた監督さんたちはあわてたと思う。

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