「成年後見」 朝日新聞の社説から ― 2012/02/06
親族や職業後見人による財産侵奪が多発傾向にある。最高裁は成年後見制度の根幹を揺るがせかねない、として今月から後見制度信託の開始を報じた。社説とは余程のことである。
親族であれ、専門職であれ個人で面倒を見ると不正を予防する手段がない。研修でも一に倫理、二に倫理、三に知識だった。預った財産の書類等は貸金庫へ保管する程度だ。だから団体で周囲の監視のもとに事務が進められるのが理想であろう。この社説はそのベクトルを示している。
それにしても長生きはリスクとの思いを禁じえない。1人の被後見人に複数が関わればコストもアップする。認知症の予防の学習も欠かせない。精神的な拠り所としてやはり家族が重要な役割を持つ。
この制度はまだ走りながら考えるという段階であろう。私もあと10年もすればそろそろ認知症年齢になる。とりあえずの予防は経理業務で左脳を維持し、執筆や俳句で右脳を活発にするべく頑張っている。そして健全な肉体の維持のために登山とスキーを現役でやることにしている。それでもなるときはなるだろう。その時はお世話になるのも已む無しか。
親族であれ、専門職であれ個人で面倒を見ると不正を予防する手段がない。研修でも一に倫理、二に倫理、三に知識だった。預った財産の書類等は貸金庫へ保管する程度だ。だから団体で周囲の監視のもとに事務が進められるのが理想であろう。この社説はそのベクトルを示している。
それにしても長生きはリスクとの思いを禁じえない。1人の被後見人に複数が関わればコストもアップする。認知症の予防の学習も欠かせない。精神的な拠り所としてやはり家族が重要な役割を持つ。
この制度はまだ走りながら考えるという段階であろう。私もあと10年もすればそろそろ認知症年齢になる。とりあえずの予防は経理業務で左脳を維持し、執筆や俳句で右脳を活発にするべく頑張っている。そして健全な肉体の維持のために登山とスキーを現役でやることにしている。それでもなるときはなるだろう。その時はお世話になるのも已む無しか。