管閑事、落不是(俚諺) ― 2012/07/02
守屋洋『中国人の発想80の知恵』-現代に生きる中国古典の英知(PHP文庫、1985年)から。
「おせっかいをやくと、ロクなことにならぬ」というのだ。相手の心情を酌まぬと失敗を招く。それは日本でもありうることだろう。
菅閑事が日本語でおせっかいの意味という。
日清戦争はおせっかいだったのだろうか。
余計なお世話か、必要なお世話かはやかれる側の必要度に応じて違う。日本の(侵略を目的としてでなく)自衛戦争を理由に中国大陸を戦場にしてしまった過去はぬぐいようのない事実としてある。
当時の日本人はロシアの南下が怖かった。だから清朝に早く目覚めて近代化を急ぎ、欧米列強からの侵略を防いで欲しかった。眠れる大国=清国は寝覚めが悪かったのである。そこで日清戦争をし掛け、朝鮮半島を併合し、満州国を建国していった。
日本は待つことが出来なかった。待っておれば日本も植民地化されたからだ。清国、中華民国、中華人民共和国はみな連続性はないのだが、あたかも連続させて、日本の侵略をなじる。これはどうしようもない。清国は負けて初めて、近代化が必要と思った。清国の留学生を日本に留学させて、近代化を学ばせた。
いまさら、であるが、日清戦争は余計なおせっかいだったかも知れない。脱亜論に従って中国、朝鮮とは距離をおくべきだった。かの国を知らなさ過ぎた。日本にとって何にもプラスになっていない。誠意を尽くせば尽くすほど、罪を認めたかのごとく金を要求される。
今からでも遅くはない、日中友好は40周年を機会に廃棄、日韓国交も断絶、在日朝鮮人、在日韓国人は強制送還か帰化で決着する。個々の民間交流は妨げず、国同士は交流をやめるのがよい。断交する理由はいくらでもある。そういう政権を成立させねばなるまい。
もう一つ、中国の俚諺に、旅人が泊めてもらったお礼に、この家は火事になるおそれがあると警告した。主人は怒って追い出してしまった。もう一人の旅人を泊めた際に本当に火事が起きた。旅人は一生懸命火消しに協力して、主人に大いに感謝された。
何だかなあ、日本は最初の旅人に似ているなあ。戦後の日本の経済協力は大いに感謝されてもいいのだが、逆行するばかりだ。日中、日韓ともに再考。
「おせっかいをやくと、ロクなことにならぬ」というのだ。相手の心情を酌まぬと失敗を招く。それは日本でもありうることだろう。
菅閑事が日本語でおせっかいの意味という。
日清戦争はおせっかいだったのだろうか。
余計なお世話か、必要なお世話かはやかれる側の必要度に応じて違う。日本の(侵略を目的としてでなく)自衛戦争を理由に中国大陸を戦場にしてしまった過去はぬぐいようのない事実としてある。
当時の日本人はロシアの南下が怖かった。だから清朝に早く目覚めて近代化を急ぎ、欧米列強からの侵略を防いで欲しかった。眠れる大国=清国は寝覚めが悪かったのである。そこで日清戦争をし掛け、朝鮮半島を併合し、満州国を建国していった。
日本は待つことが出来なかった。待っておれば日本も植民地化されたからだ。清国、中華民国、中華人民共和国はみな連続性はないのだが、あたかも連続させて、日本の侵略をなじる。これはどうしようもない。清国は負けて初めて、近代化が必要と思った。清国の留学生を日本に留学させて、近代化を学ばせた。
いまさら、であるが、日清戦争は余計なおせっかいだったかも知れない。脱亜論に従って中国、朝鮮とは距離をおくべきだった。かの国を知らなさ過ぎた。日本にとって何にもプラスになっていない。誠意を尽くせば尽くすほど、罪を認めたかのごとく金を要求される。
今からでも遅くはない、日中友好は40周年を機会に廃棄、日韓国交も断絶、在日朝鮮人、在日韓国人は強制送還か帰化で決着する。個々の民間交流は妨げず、国同士は交流をやめるのがよい。断交する理由はいくらでもある。そういう政権を成立させねばなるまい。
もう一つ、中国の俚諺に、旅人が泊めてもらったお礼に、この家は火事になるおそれがあると警告した。主人は怒って追い出してしまった。もう一人の旅人を泊めた際に本当に火事が起きた。旅人は一生懸命火消しに協力して、主人に大いに感謝された。
何だかなあ、日本は最初の旅人に似ているなあ。戦後の日本の経済協力は大いに感謝されてもいいのだが、逆行するばかりだ。日中、日韓ともに再考。