コスモス成年後見・更新研修②2012/07/18

 13:00~17:00まで愛知会にて研修。梅雨明けの猛暑が身体にこたえる。ふうふういいながら会場へ行く。
 今日もDVDによるカナサポの先輩行政書士の体験をベースにした事例研究であった。先回は法定後見の事例であったが、今回は任意後見だった。自分の親を世話する以上に真摯に世話を焼く場面が目立った。社会貢献という高い使命感に裏付けられないとモチベーションが得られないし、ほどほどの報酬を頂かないと継続もできない。微妙な話であった。基本は残存能力の活用であり、意思の尊重である。

 それにしても、つくづく長生きはリスクだ、との思いを新たにした。
 ”死んでゆくものうらやまし冬ごもり  久保田万太郎”じゃないけれど、死は不幸ではなく、幸せという死生観がそろそろ復活するのではないか。昔は大往生すると赤飯を炊いて祝ったそうだ。死をタブー視しないことで生きよう。