外国企業の対中投資前年比で2%ダウン2012/07/13

WEB版産経新聞によると 
 「UNCTAD統計によると、昨年の外資の対中直接投資は1240億ドル(前年比8%増)と、米国(2269億ドル)に次ぐ世界第二位だった。しかし「今年1~5月は前年同期比で2%の減少に転じている」(●暁寧・UNCTAD投資企業局長)という。」

 中国への外国企業の直接投資の落ち込みがついに数字の上でも明らかになった。これまでの高度成長の資金源が断たれ始めたことにより、中国経済は自転車操業ーペダルをこぐのをやめると止まる、という弱点も露になるだろう。
 マンモスはその巨体ゆえに大量のカロリーを必要とし、地球が冷えて植物が育たなくなると餌も減って、遂に絶滅した。今の中国も大量のエネルギーを必要とし、資源を各地から買い集め、ある場合は争奪し、消費している。生き残るには人類の知恵あるのみだ。つまり、適者生存か、棲み分けか。膨張するのみならば自滅する。

「昨年は東南アジア諸国総計で外資による投資が1170億ドル(前年比26%増)に達し、今年は中国を上回る可能性も出てきた。」

 これからの中国は、地価、人件費の高騰でローコストの生産が見込めない。そこで他の東南アジアへ移転する動きと見られる。当事務所へもバングラディッシュへ工場進出したので英文契約書の作成の問い合わせをもらったことがある。残念ながら外国語は対応していなかったので他を紹介した。中国よりも英語圏ならばむしろ、やりやすいかも知れない。中国企業ですら国内を脱して東南アジアへ工場を移転する動きもあるというからこの流れは本物だろう。

「対外投資の減少は中国企業に対する諸外国の警戒心が高まっているためとみられる」

 中国政府系企業の資源の乱開発に反発する問題が起きているという。中国企業の欧米企業買収により技術流出への警戒心も強くあるという。少数民族や周辺国への好戦的な性格も露骨に出てきた。これでは進出をためらうだろう。すでに大金を投じた企業はいつ引き上げるかのタイミングを図っているはずだ。いざとなれば見切り千両ですよ。
 このまま中国におれば、もっと儲かるかも知れない、せっかく投資してきたのもったいない、ある程度は回収してから、とずるずる考えていて、判断を先延ばしにするとかえって大損する。損失確定は引くに引けない心理である。ここは見切りが大切ということ。

コスモス成年後見・更新研修①2012/07/13

13:00~17:00まで愛知会において、コスモス成年後見サポートセンターの更新研修を受講した。DVDなのでまた例によって、カナサポの粂先生の機関銃のような講義を聞いた。少し、考えを他に巡らすともう別のテーマに飛んでいくので、じっくり聞くしかない。なるだけ断片であってもメモは残す。
1.相談を受ける際の心構え
 一に倫理、二に倫理と30時間研修のおさらいである。仕事の拡大でもなく、売上を増やすためでもなく、「社会貢献」を強調された。但し、ボランティアではないとの注釈も。相談の実際を講義された。
2.後半は別の行政書士2名による法定後見の事例研究になった。体験を整理してこの事例はこのようにして仕事を進めたといもの。90歳代の女性、70歳代の女性の認知症になるといかに大変か、長生きはリスクとの思いを隠せない。

 テーマから外れるが
 現行憲法によって日本人も欧米化(個人主義)してしまい、欧米と同じ悩みをもつに至った。家族単位の時代を懐かしむわけではないが、決して古いこと、封建的なことでもないと思う。昔はこんなこと(他人にとことんまで面倒をみてもらう)もなかったのにと思う。