水間正徳『ひと目でわかる日韓・日中 歴史の真実』を見る ― 2012/09/26
PHP研究所刊。初版2012.7.25。2ヶ月後の2012.10.3で4刷となった。3週間前くらいに、アマゾンから注文しておいた本書がやっと届いた。引っ張りだこのようだ。竹島問題、尖閣問題で、今まで無関心だった日本人がナショナリズムに目覚め、それだけ日本人の多くが本当はどうなんだ、と真実を求めているのである。もっと以前からは、従軍慰安婦、南京大虐殺などがくすぶっていた。東アジアの近現代史の多くの本を読んで、どちらも、事実無根との認識を得ていたが、中韓は執拗に迫ってくる。一歩譲歩すると二歩踏み込んでくるという世評どおりである。
帯封には「捏造された歴史を見直し、日本人の誇りを取り戻そう。資料は事実を語っている」「一次史料を満載したビジュアル解説本」とキャッチが語るように、読むことと見ることを逆転させた歴史の本である。したがって、著者の多少の見解は入るが、当時流通していた朝日新聞や東京日日新聞(現毎日新聞)、地図、ニューヨークタイムズの切抜きを一次史料として構成し、一目瞭然、百聞は一見に如かず、という視点で分かり易い本である。
日本人だけでなく、ハングルも引用されているから反日教育を受けた在日朝鮮人・韓国人にも分かるだろう。
本書の刊行以後も東アジアで、次々とおかしな事件が起こった。みな自国の政治の矛盾、または自分の不正疑惑、不正蓄財などを国民の目からそらすための事件と理解できた。今後も厄介な隣国外交は続く。但し、真実を知って、ノーと言える日本人でありたいと思う。本書はその思いに応えてくれた。
帯封には「捏造された歴史を見直し、日本人の誇りを取り戻そう。資料は事実を語っている」「一次史料を満載したビジュアル解説本」とキャッチが語るように、読むことと見ることを逆転させた歴史の本である。したがって、著者の多少の見解は入るが、当時流通していた朝日新聞や東京日日新聞(現毎日新聞)、地図、ニューヨークタイムズの切抜きを一次史料として構成し、一目瞭然、百聞は一見に如かず、という視点で分かり易い本である。
日本人だけでなく、ハングルも引用されているから反日教育を受けた在日朝鮮人・韓国人にも分かるだろう。
本書の刊行以後も東アジアで、次々とおかしな事件が起こった。みな自国の政治の矛盾、または自分の不正疑惑、不正蓄財などを国民の目からそらすための事件と理解できた。今後も厄介な隣国外交は続く。但し、真実を知って、ノーと言える日本人でありたいと思う。本書はその思いに応えてくれた。