行政書士の成年後見制度への取り組み2012/11/29

 月刊「日本行政」12月号が届いた。北山会長の巻頭言は成年後見制度について述べる。平成22年に一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターを立ち上げた。この取り組みによって最高裁判所等の各種機関や団体に認知された経緯を書かれた。
 平成23年度には統計資料に初めて掲載されて、行政書士が成年後見の担い手として認知されてきた。その数およそ700名ほど。
 この背景には先駆的に取り組んできた神奈川県支部のNPO法人神奈川成年後見サポートセンターも10/1に一般社団法人コスモス成年後見センター神奈川県支部に合流したことが大きい。我々がコスモス会員になる条件として研修を受講したが、講師の粂氏が著わした内容はすべて神奈川県支部の活動がベースになっている。
 最後にコンプライアンスの徹底と社会貢献活動意識をもつことを述べて締めくくっている。不祥事を起す成年後見人は殆どが報告を出していないことに鑑み、徹底して報告させることを宣言。私が関与している親族も当方のビジネスと勘違いされていて、何度か、社会貢献なんですよ、と念を押したことがある。仕事が深まるにつれてとてもビジネスではやれないとの感懐を持った。